マグニフィセント・セブン
デンゼル・ワシントンに流れ者の用心棒は似合わない。
そんな危惧を持ちながら観てみると、役柄は州の委任執行官ということで公認の賞金稼ぎ。最近は悪役などを演じることもあるけれども、やはり本作の役柄は「デンゼル=正義」という従来からのイメージに沿ったものでした。
その影響か、1分あたり1人が死んでいくような映画にもかかわらず、そこに一本筋が通っていて単なる痛快アクション映画で終わっていないのが本作の持ち味。命の重さをしっかりと感じさせてくれます。
デンゼルと対照的にいい加減なガンマンを演じるイーサン・ホークが良い味をだしています。『荒野の七人』を観たのは昔過ぎて比較はできませんが、いわゆる西部劇とは何となく雰囲気が異なるのは、良くも悪くもデンゼル・ワシントンの味なのだと思います。
04/2017
#784
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