ザ・コンサルタント
裏社会の会計士であり、かつ、殺し屋。
孤独を好み、独自の行動様式にこだわるその姿から、なんとなく『トランスポーター』を想像します。しかしこの映画の主人公には、通常この手の映画の主人公が持ちえない性質をもっているのが大きな特徴です。
様々な伏線も、エンディングに向けて全てがその一点に収束していきます。その伏線の回収からは、驚きというよりも感動のほうを強く感じます。社会的な弱者たちが、それでも自己の力で生き抜いていく姿がとても印象的でした。
人の精神というものは、なんと複雑で、驚異的なものなのでしょう。
パッと見よくある平凡な映画のように思えますが、一見の価値のある映画だと思います。
03/2017
#783
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