ガール・オン・ザ・トレイン
原作はなかなか手の込んだ構成だった。
三つの一人称、入り組んだ時系列。そのあたりをどう映画化されているのかが一番の関心でした。
各キャラクターへの心理的没入感はやはり小説の方が強かったと思います。
しかし一人称表現が不可能という映画のハンデをものともせず、映画版もかなり健闘していました。観客を混乱させないように構成を上手に整理していた脚本が見事だったと思います。
登場人物が少ないので「意外な結末」とはいかないですが、サスペンスとしてはかなり楽しめる映画だったと思います。
39/2016
#774
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