スーサイド・スクワッド
悪役たちが集まって、地球を救う。
好き勝手に殺戮を続けているうちに、なんとなく救ってしまうのか。
悪役たちの心のどこかに残り続けている正義感に何かが訴えることになるのか。
いろんなパターンが考えられますが、結果としてこの映画はあまりよい脚本を思いつけなかったような気がします。
首に爆弾という「ニューヨーク1997」を思わせるようなクラシカルなギミックはともかく、警戒厳重な特殊刑務所に無期限で留置されているような彼らがなぜあのような行動をとったのか。もちろん登場する悪役たちにあまり馴染みがないせいもあるかも知れませんが、ドラマから説得力が感じられなければ、映画は単なるアクションシーンの羅列になってしまいます。
最近のアメコミ物は水準が上がっています。正直これではちょっと厳しいかもしれません。
31/2016
#765
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