ロスト・バケーション
岸辺から数百メートルの岩礁に取り残された一人の女性サーファー。
岸との間には巨大なサメ。そして満ち潮と共に岩礁は沈んでいく。このワン・シチュエーションだけの映画です。潔いほど他にはなにもありません。最近の複雑な映画の中では異色といってもいいシンプルさです。
そんなシンプルさの中でさらに観客をアッと言わせるようなアイディア。この映画にはそれが欠けているため、単なる単純な映画で終わってしまっているのが残念です。なんとなくサメが死んで、なんとなく助かって終わり。もうひとひねり。それがあれば上質なB級映画になっていたと思うのですが。
映像がとても美しかっただけに残念ですねぇ。やはり『JAWS』は偉大すぎる映画でした。
24/2016
#758
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