ファインディング・ドリー
何でもすぐに忘れてしまうドリー。
そんなドリーをニモたちが探し出すという、実にシンプルなストーリーをドタバタアクションを中心に描いた、実にアニメらしいアニメだといえる。色々な魚たちの生態を生かした荒唐無稽なアクションはなかなか楽しいものがある。
しかしドリーの行く末を常に心配してきたドリーのご両親の目線に立ってみると、そこにはちょっと重たいものもある。決して表だって描かれているテーマではないけれども、単に楽しいだけでは済まされない要素である。
ディズニーの『ズートピア』がピクサーに匹敵するかなりドラマ寄りのストーリーに振ってきたのとは反対に、ピクサーの本作の方が「願えば叶う」を前面にディズニー的ストーリーを打ち出してきたというところが興味深い。
23/2016
#757
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