デッドプール
ヒーローものの映画では、直接的にヒーローが人間を殺害するシーンはあまり映らない。
先日の『シビル・ウォー』では、ヒーローの活躍の裏で巻き添えで大勢の市民が無くなっているというところがシナリオの核となっていたが、本作はそんなものじゃない。ヒーロー自らが悪人の頭をぶち抜き、手足を切断する。
しかしこの映画は、殺伐としたアクションシーンを中心としながらも、他のヒーローものと比べてもコメディ色が強い。それはライアン・レイノルズが演じるデッドプールのキャラクター性に負うところが多い。X-MENの皆さんを徹底的にこき下ろしているところなども、アメコミ映画のファンには大いに楽しめるところだろう。
ヒーロー映画でここまで笑える映画も珍しいが最後の最後にはちょっと感動するシーン(なんと『ワム!』が伏線とは!)も。R指定でありながらも全米大ヒットがうなずける、笑いあり涙ありの高品質映画でした。シーリーズ化は確実。というよりも、次の『X-MEN』に出ちゃうのかな(笑)
19/2016
#754
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