スキャナー 記憶のカケラをよむ男
能楽師野村萬斎は、映画の世界に登場するとやはり異質であり、異物感がある。
そしてこの映画ではその異物感が役柄に上手く行かされており、彼の起用は成功だったのではないだろうか。
しかし、全体に映画が安っぽい。テレビのスペシャルドラマならともかく、映画がこれではすこし寂しいものがある。東宝と比較するのもなんだけれども、東映の懐事情はやや厳しいのかもしれない。
ストーリーとしては二転三転工夫があっただけに残念である。
16/2016
#751
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