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2016/04/30

アイアムアヒーロー

Iam ゾンビ映画といえば、だいたいはB級映画である。

そんなゾンビ映画を日本を舞台にして、大泉洋、長澤まさみ、有村架純という、まったくゾンビ映画にそぐわないA級キャストで描いたのがこの映画です。

ゾンビのタイプとしては『28日後…』以降の足の速いタイプ。冒頭からみるみるうちに見慣れた日本の風景が崩壊していく様は、それなりにインパクトがある。そして後半は、やはりゾンビ映画といえばこれということか。お馴染みのショッピングセンター立てこもりという展開になります。ただこれは映画の作りとしてはだんだんスケールが小さくなっていくわけで、全体としてみると尻すぼみな感じも。

原作コミックが現在連載中ということもあるのか、有村のキャラは全くその設定が劇中に生かされておらず、単体の映画としてみると中途半端。もし本作がそれなりのヒット作となれば、続編を狙っているというところなのでしょうか。それにしても、畑違いのホラーでもしっかりと存在感を出してくる大泉洋はさすがですね。

11/2016

#746

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