家族はつらいよ
山田洋次監督、久しぶりのお得意人情喜劇です。
話は予告編で想像した以上でも以下でもなく全く意外性はありませんが、端役に至るまでが全て豪華キャストという仕様なので、観ていて面白いことは間違いありませんが。
が、現代のコメディとしてみるとテンポが遅いのは否めません。108分という上映時間にもかかわらず長く感じてしまったのは、面白いと思う要素を引き伸ばし過ぎた結果なのではないでしょうか。
昔の様なのんびりした映画もよいでしょう。しかし、松竹が次なる人気シリーズとしての展開を考えているのならば、同時代性も必要なのではないでしょうか。
07/2016
#742
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