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2016/03/10

残穢 -住んではいけない部屋-

Ze 原作は、実話風怪談話(実話かもしれない)。正直、そんなに面白い映画になりそうな予感はなかった。

ショッキングなシーンやサスペンスがあるわけではなく、原作通りに淡々とルポルタージュ風の展開が続く。原作に忠実であり、映画としてはそれほどでもない。

しかし、平成・昭和・大正・明治と時代をさかのぼり、因果を解き明かしていくにつれて挟ま始める、当時の回想シーンがなんとも不気味。だんだん粒子が荒くなり、不鮮明になっていくにつれて、どんどんと怖くなってくる。このあたりは映画ならでは。さすがは中村監督である。現代パートの出演者の演技が比較的淡々としているだけに、回想シーンの湿度が際立っている。

原作にはない派手なラストシーンは蛇足のように思えるけれども、ああしておかないとホラー映画としては売りにくかったのかもしれません。

02/2016

#737

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