リトルプリンス 星の王子さまと私
一見『星の王子さま』の続編っぽい雰囲気ですが、続編というよりも再構築といったほうが近いような気がしました。
映画の大部分では『星の王子さま』の話が原作通りに語られるのですが、新たに語り手と聴き手が配されたことで、物語の流れがとてもよくなっているように感じました。
「子ども向けのファンタジーである」
「子供の心を失った大人こそが読むべき本である」
色々言われる『星の王子さま』ですが、その本質はラヴ・ストーリーであるということを、この映画を観て改めて再確認しました。
原作に沿った部分の出来が良かっただけに、後半のオリジナル部分、続編ともいえる部分がなんとなく蛇足に感じてしまいましたが、まぁ、やむを得ないでしょう。
61/2015
#733
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