アンフェア the end
誰がアンフェアなのかというよりも誰もがアンフェアであるような、そんな入り組んだ様相がアンフェアの面白さなのだと思います。
そう考えると完結編である本作は、裏表をはっきりさせることを目的としている分だけいつもより展開がシンプルです。あとにモヤモヤを残さないという意味では良心的ですが、シリーズならではの面白さははあまり感じられないともいえます。
まさに『終わらせるための作品』といえるわけですが、ファン向けの区切りとしては十分に存在価値がある作品だったと思います。いつまでも続けていけるタイプの物語ではありませんので、人気があるうちに潔く終わるという選択は正しかったのではないでしょうか。
55/2015
#727
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- マグニフィセント・セブン(2017.02.18)
- ザ・コンサルタント(2017.01.28)
- 本能寺ホテル(2017.01.23)
- アンダーワールド ブラッド・ウォーズ(2017.01.09)
- Year 2016(2016.12.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント