ピクセル
地球に襲いかかる懐かしのゲームキャラクターがインパクト大のこの映画。
しかしこの映画が素晴らしいところは、ただゲームキャラクターに頼り切るのではなく、あくまでも主役を人間に、すっかり冴えない中年男になってしまった元ゲーム少年たちに置いているところである。
アダム・サンドラーを筆頭に、オタクグループを演じる俳優たちのコメディ演技がとても笑えるし、昔のオタク仲間の一人がなぜかアメリカ大統領になっているところも緩くてよい。ゲームキャラクターはあくまでも装飾であり、彼らの演じるコメディこそがこの映画の核であるといえる。
そういう意味でも、この映画は彼らと同世代である40歳以上にお勧めである。少年時代にワクワクしながらゲームセンターに通った経験のある人なら、彼らオタクたちに共感できること請け合いである。
56/2015
#728
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- マグニフィセント・セブン(2017.02.18)
- ザ・コンサルタント(2017.01.28)
- 本能寺ホテル(2017.01.23)
- アンダーワールド ブラッド・ウォーズ(2017.01.09)
- Year 2016(2016.12.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント