メイズ・ランナー
ヤバい映画にはいくつかの特徴がある。
① 宣伝は大作風なのに製作時には全然話題になっていなかった。
② 宣伝は大作風なのにキャストもスタッフも知名度がない。
③ 最近の大ヒット映画とどこか似たような企画である。
「全米で大ヒットしたヤングアダルト小説三部作を原作とした」この作品は、この三つに全て当ては、まる正にヤバさ100点満点の映画。当然のことながら、全く期待することなく観に行きました。
そんなハードルの低さもありましたが、観終わってみると意外と好印象。迷宮映画は製作費が安い(背景のパーツを置き換えるだけでいろんなシーンができる)という性質を生かし、大風呂敷を広げることなく身の丈に合ったコンパクトな映画創りに徹しています。また三部作という部分に甘えることなく、ちゃんと一話で迷宮パートを完結させているところもよいです。
とりあえず「次も観に行こうかな」と感じさせる程度のグレードは、十分に確保していたと思います。
32/2015
#701
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