ハンガー・ゲームFINAL:レジスタンス
「これは3作目を二分割しないのか、感心感心」
と思って観たら、思いっきり『PART1』でした。隠すなよ角川。
ということで見せ場は全て『PART2』に行くらしく、かなり地味目な前半です。しかしそこは豪華出演陣の力の賜物か、特に退屈することもなくしっかりとドラマを楽しめます。本作が遺作となるらしいフィリップ・シーモア・ホフマンと本作から登場のジュリアン・ムーア。味方ながらもとても悪そうな二人の存在感がとてもよく効いています。
今回は『ゲーム』という求心力のあるイベントがありませんので、シリーズのファン向けといった感はありますが、大きな流れの中になすすべもなく囚われていくカットニスの無力感はとてもよく描かれていたと思います。
このモヤモヤが、次で上手くカタルシスを迎えられるとよいですね。
34/2015
#703
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