イコライザー
『正義の人』 そんなイメージがぴったりくるのがデンゼル・ワシントンである。
清廉潔白なイメージが固定するのを嫌ってか、このところは犯罪者などの悪役にも積極的にチャレンジしているようである。そんなデンゼル、本作ではついに『必殺仕事人』になってしまった。
ただし仕事の動機が金ではなく人助けであるところがやはりデンゼル。マフィアから少女を救ったことがもとになり自らの周辺にもマフィアの手が伸びてくるという、まるで『必殺仕事人』の最終回のような展開である。
そして演技派デンゼルであるからして、怒らせるととてつもなく怖い(笑)
終盤次々にマフィアを血祭りに上げていくところは圧巻。光と闇のコントラストを強調した映像。ふすま越しならぬキャビネット越しの刺殺シーンや、中条きよしが乗り移ったかのような吊るし技。正に『必殺仕事人』ワールド炸裂である。
シリーズ化されることはないと思いますが、されたらうれしいなぁ。
68/2014
#656
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