キック・アス/ジャスティス・フォーエバー
スマッシュヒットした『キック・アス』の続編ですが、一抹の不安がありました。
前作から3年。小学生から高校生になったクロエ・グレース・モレッツに、まだヒット・ガールが演じられるのか。そして子どもたちの中でなんだかんだ言って映画を締めていたニコラス・ケイジの不在は埋められるのか。
結果としてみれば、それらはともに杞憂に終わりました。
成長した主演の二人がしっかり存在感を発揮していました。クロエ・グレース・モレッツは、子どもでも大人でもない、微妙な年頃のヒット・ガールを魅力的に演じていました。
前作は配給だけだったユニバーサルが今作は製作にも関与したようですが、前作の特徴だったエグイ戦闘シーンやお下劣シーンなどのB級テイストをちゃんと引き継いでいるところも立派です。そこまでやらんでもいいだろうと思える描写は、さすがR15+。
バイクにまたがり、さっそうと去って行ったヒット・ガール。
バカバカしく血なまぐさい映画の中で、さわやかでちょっと甘酸っぱい、印象的なエンディングでした。
さすがに、もうヒット・ガールに再会することはないだろうなぁ…
13/2014
#595
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