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2014/01/12

大脱出

Ep シルベスタ・スタローン+アーノルド・シュワルツェネッガー。
この組み合わせに観客が期待するのは、やはりアクション映画ということになる。

この映画は当然アクション映画なのだけれども、例えば『エクスペンダブルズ』と比較するとアクションの比重はやや低く、ミステリー、サスペンス的な色合いが強い作品だ。それはそれで問題はないし、実際プロットも色々と考えられてはいる。しかしそれがちゃんと表現できていたかどうか。ここにやや疑問点が残る。

この映画の主人公は、腕っ節の強さに頼って脱出するのではなく、自らの知略によって脱出を図るという設定だ。そして映画の中でもさまざまな知略で監獄を攻略している。しかし、それがどうにも行き当たりばったりで、かなりご都合主義な印象を強く受けてしまったのが、個人的には大きなマイナスだった。もちろんご都合主義な映画があってもいい。でもそうであるならば、腕っ節で脱出を図るような映画にした方が相性がいいのではないだろうか。

このタイプの映画を面白くするためには、もっと脱出方法にアイディアが必要だ。冒頭の脱出劇で全てを使い果たしてしまったのか、この映画にはそれが明らかに不足していた。結局のところ医師を裏切らせてヘリを呼び、暴動を起こしてそのどさくさで逃げ出すという、それだけにしか思えないようでは、アイディアもシナリオの練り込みも足りなかったといわざるを得ない。スタローン、シュワルツェネッガー、二人が良かっただけに残念な仕上がりである。

2/2014

#584

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