清須会議
得意のコントを封印。結果、自滅。
コントが得意な三谷監督からコントを引いたら何も残らなかった、という映画。
純粋な時代劇を創れるわけでもなく、かといっていつものようなコントがあるわけでもない。じっくり楽しめるわけでもなく、とりあえず笑えるわけでもない。
動きや立体感のない絵作り。センスのない音楽。いつもの三谷映画の欠点だけはしっかり健在です。取りあえず有名人が出ています的なシーンも無駄だし、当時を再現したこだわりのメイクのおかげで、見るも無惨な女優陣にもがっかり。そろそろ自分のこだわりだけではなく、観客を楽しませることを考えた映画作りを心がけて欲しいものです。
基本的に映画に向いている人とは思えないので、変な色気を見せずにいつもの「有名人に無理矢理やらせるコント集」路線で突き進むしかない人だと思うのです。あれはあれで面白いわけですから…
100/2013
#580
| 固定リンク
« ゼロ・グラビティ | トップページ | 永遠の0 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- マグニフィセント・セブン(2017.02.18)
- ザ・コンサルタント(2017.01.28)
- 本能寺ホテル(2017.01.23)
- アンダーワールド ブラッド・ウォーズ(2017.01.09)
- Year 2016(2016.12.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント