キャリー (2013)
全てが順当にグレードアップしています。
映像はキレイだし、特撮も自然でゴージャス。ラストのカタストロフィもスケールアップしています。ジュリアン・ムーアの怖いお母さんも絶品です。
クロエ・グレース・モレッツはどこからどう見ても美人です。キャリーを演じるには美人過ぎるきらいもありますが、主演女優が美人で悪いことなどあるわけがありません。
でもトータルで見ると、前作にあった何かが本作には無いような気がします。
哀しみ?怒り?絶望?怨念?
キャリーが長い間貯め込んだどろどろしたもの。一気に解き放たれたその情念。
映画としてのクオリティの範囲内ではとらえきれない何者か。
だから映画は難しくて、そして面白いのでしょう。
91/2013
#570
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