ウォーム・ボディーズ
人間たちに襲いかかるゾンビの群れ。
ただいつものゾンビ映画と違うのは、ゾンビの青年が人間の女性に恋をしてしまったことだ…
もっとコメディータッチの映画を想像していたけれど、意外とそうでもないこの映画。恋愛映画としても、そしてひとつのゾンビ映画としてもちゃんと創られている。
別れる運命の恋愛だけれども、この映画はファンタジックな結末を用意している。それはいささか甘すぎるものではあるかもしれないけれども、「ゾンビとは何なのか?」というこの映画の問いかけを考え合わせると、その結末も意義深いものではないだろうか。
映画史上初めてゾンビの『心情』にまで踏み込んでいるこの映画。人間の脳味噌を食べるその行為の裏側にある、ゾンビの切ない想いに感動させられるとは…
そろそろ使い尽くされたように思えるゾンビ映画のアイディアですが、まだまだ出てくるものですねぇ。すばらしい。
79/2013
#558
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