タイピスト!
才能はあるがドジでおっちょこちょいな新人と、彼女を指導する鬼コーチ。
彼女が選手として成長していく姿を、コーチとの不器用な恋愛を交えながら描くといえば、早い話が日本のスポ根アニメみたいな展開なのですが、本作はスポーツドラマではありません。タイトル通り、新人秘書が雇い主の経営者とともにタイピング世界選手権に挑む姿を描いているのがこの映画です。
1950年代を舞台にしているせいか、とてもレトロな雰囲気です。シンプルな物語や登場人物たちのやさしい人柄と相まって、実に暖かい映画となっています。たまにはこういう映画もいいですよねぇ。フランス映画はアメリカ映画と比較すると、予算も少なく小粒な映画が多いですが、小粒は小粒なりにできることはいっぱいあるというのが、この映画を観るとよくわかります。
78/2013
#557
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