図書館戦争
①パラレルワールドを舞台としたディストピアSF
②ミリタリーアクション
③甘々な恋愛ドラマ
小説『図書館戦争』シリーズは、これらの一見関係なさそうなジャンルが巧みに組み合わされた作品である。だから実写映画化は結構難しいかなと思っていたけれども、思いの外楽しい映画に仕上がっていました。
それは主演の岡田准一と榮倉奈々、二人の器用な演技のおかげなのでしょう。緊張感あるミリタリーパートとコミカルな恋愛パートを巧みに演じ分けることで、原作のよさがかなり再現されていたのではないでしょうか。
『GANTZ』シリーズの佐藤監督も得意のアクションシーンでがんばっていたと思います。恋愛パートがややくどくてテンポが悪かった気もしますが、まぁ許容範囲でしょうか。
原作はまだまだ残っているので、興行成績次第ではシリーズ化されるのではないでしょうか。随所から原作に対する愛情がうかがえる映画となっているので、とりあえず原作が好きな人は観ておいてよい映画でしょう。
34/2013
#512
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- マグニフィセント・セブン(2017.02.18)
- ザ・コンサルタント(2017.01.28)
- 本能寺ホテル(2017.01.23)
- アンダーワールド ブラッド・ウォーズ(2017.01.09)
- Year 2016(2016.12.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント