モネ・ゲーム
コメディではあるけれど、ドタバタゲラゲラといった感じではなく、英国風なクスクス笑いが中心の映画です。
キャスティングで面白いのは、冷静な英国紳士役コリン・ファースがボケで脳天気なテキサスの田舎者役キャメロン・ディアスがつっこみだということ。俳優のキャラクター的にはどう見ても逆なんだけれども、まさに配役の妙。両者共にとても魅力的だったと思います。
特にキャメロン・ディアス。もう40歳を迎え、見た目はそれなりに年齢も感じさせるわけですが、それでも昔から変わらない天真爛漫な明るさ、陽気さ。それがこの歳になっても痛くも見えないし嫌みにも感じないのは、それがきっと彼女に生まれ備わった魅力だからなのでしょう。
今回の悪役はアラン・リックマン。彼も文字通り『身体を張った』演技で盛り上げてくれます。
派手さはありませんが、出演者がそれぞれ持ち味を生かしたよい映画です。
40/2013
#518
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