レッド・ライト
一言でいえば、話のバランスが悪い。
ロバート・デ・ニーロが謎の超能力者役ということで大いに期待させられた本作ですが、肝心のストーリーがいまひとつ。
各地で超能力ショーを繰り広げている超能力者が偽物か本物か?
これって映画でスリリングに追求しなければいけないほどのことなんでしょうか。別に誰かが迷惑しているわけではないし、国家の転覆を謀って暗躍しているX-Menに出てくる悪い超能力者でもない。ショーを開いてお金を稼いでいるだけ。何の実害も無いですよ。
これを物語の中心としているだけに、どんなに映画でサスペンスを盛り上げようとも、気持ちがついていきません。エンターテインメントなんだから放っておけばよいと思ってしまいます。
最後のどんでん返しで、『本物』まで持ち出して大げさに解決したところで、その壮大さと物語の小ささのギャップでしらけました…
13/2013
#491
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