アウトロー
『ミッション・インポッシブル』シリーズに続けるか?
トム・クルーズ主演により、『ジャック・リーチャー』シリーズ映画化。
この『ジャック・リーチャー』シリーズは、もともとベストセラーアクション小説。
日本ではほとんどが絶版もしくは未訳なのですが、映画化に合わせて第1作『キリング・フロアー』が新装版として再発されたので初めて読むことができました。
基本ストーリーは『キリング』もこの映画もほとんど同じ。というより全作同じなのでしょう。元軍人の流れ者ジャック・リーチャーが各地で騒動に巻き込まれ、最後は黒幕をやっつけるというパターンです。
ただ、このジャック・リーチャーは軍人とはいっても憲兵、つまり警察官としての経験もあるわけで、最後は腕にものを言わせて武力解決するのですが、そこまでの課程は意外と『捜査』しているのが特徴でしょうか。
本作も派手なアクションは控えめで、地道な捜査シーンが多いのですが、それを退屈と思わせないのは、さすが『ユージュアル・サスペクツ』の脚本家が監督をやっているだけのことはあります。
トム・クルーズもセレブ・オーラは本作では控えめ。原作のジャック・リーチャーらしい渋い中年の魅力をかもしだそうとがんばっていたと思います。ただ、ジャック・リーチャーは大男なんですよね、身長だけはどうにもなりませんが。
それでも『ミッション・インポッシブル』に続いてアクション映画を盛り上げてくれていることには、感謝しないわけにはいきません。
最後の黒幕がいったい何をしたかったのかがよくわからなかったのはマイナスですが、とりあえずまた観てみたいと思える出来だったと思います。
シリーズ化すればいいなぁ。原作も再版してほしい…
9/2013
#487
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