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2013/02/23

東京家族

Tk 昔懐かしい、昭和のホームドラマそのものである。

そして、とてもテンポが遅い。セリフの間も長いし、ひとつひとつのシーンも長い。
といって、長いからといって話がどんどん展開していくわけでもない。ただ単に、間があいているのである。
それはまるで、親兄弟といっしょにお茶の間に座っていて、特に話すこともなくなんとなく時間を過ごしている、あの間の空き具合とそっくりかもしれない。

話も特段ドラマティックな何かが起こるというわけではない。家族との死別を描いているけれども、それは通常の死別であり、誰にでも起こりえるものだ。
この映画は、この『誰にでも起こること・起こったこと』を、誰もが体感している日常のテンポで映画化しているともいえるかもしれない。
だから一本の映画としてみると、結構退屈だ。

しかし、そこで描かれている心の動き、感情はリアルなのだ。その感情は、誰もが感じた、そしてこれから感じるであろうものなのだ。
だから感動がある。退屈なのに感動がある。

『おかしくて、かなしい。これはあなたの物語です』
このコピーは、この映画の真の姿を表現しているということだろう。

12/2013

#490

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