トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2
終わりよければ、すべてよし。
新年からこんな感想もどうかと思いますが(もっともこの映画の公開は年末でしたが)、とても『終わった感』の強い、シリーズ物の最終作としては満足のいくものだったと思います。
ついに三角関係が収束して甘々な展開が解消した本作では、いよいよ妖怪最終決戦が勃発します。というか、無理矢理最終決戦を盛り上げようとするあまり、結構いい加減な展開だったりもします。最終決戦とはいいながらも、全てを『夢落ち』で片付けてしまったことに失望した人も多かったでしょう。アクション映画、吸血鬼映画としてみれば、そんなに出来はよくなかったかもしれません。
でも、私はあれでよかったのだと思います。
最終決戦の壮絶なバトルを見せつつも『誰も殺さない』。ここがポイントだと思うのです。
かったるい展開も多かったこのシリーズですが、なんだかんだいって観てしまったのは、敵味方ともに魅力あるキャラクターがそろっていたからだと思うのです。
だから主要キャラクターが全員無事にエンディングを迎えて、やれやれやっと終わったなぁと、ほのぼのとした気持ちになるのもいいではないですか。
エンドタイトルで過去全シリーズのキャラクターが映像付きで紹介されるところも、そんな気持ちに拍車をかけます(中には死んじゃったキャラクターもいますが)。
吸血鬼だって人狼だって、幸せに暮らせるならそれに越したことはないですよね。
1/2013
#479
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