鍵泥棒のメソッド
基本的には主演の二人、堺雅人と香川照之の演技を楽しむ映画なのだと思います。
そしてその期待に、十分応えてくれるだけのものをみせてくれる二人は流石です。
さらに予想外といったら失礼かもしれませんが、広末涼子が思いの外、よいのです。
もはや30代、かわいいだけのアイドルではやっていけない。そんな分岐点に差しかかっていた彼女にとって本作の役柄はある意味で等身大。いまの彼女をストレートに出しただけともいえますが、それでも今後彼女が女優として、まだやっていける道がいろいろありそうだと感じることができました。
映画のプロダクションとしてはとても小さな映画で、スケール感も映像美もありませんが、佳作という言葉がぴったりくるような楽しい小品だったと思います。
59/2012
#455
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