« ワン・デイ 23年のラブストーリー | トップページ | おおかみこどもの雨と雪 »

2012/08/14

メリダとおそろしの森

M 映画の中では意外と描かれることの少ない、母と娘の物語。

それは、父と息子よりも遙かに複雑だ。どんなに幼くても女性は女性だし、たとえ親子であっても女性同士は女性同士なのだから。

家族の物語であるから当然父親や息子たちも登場するけれども、彼らはあくまでも添え物。『家族』を表現するのに必要な記号に過ぎない。主役はあくまでもメリダと母親。近いゆえの憎悪と愛情、煩わしさと愛おしさ、葛藤と成長、親離れと子離れ。それらがおとぎ話風のストーリーの中で描かれる。

いきいきとして躍動感あふれる自然描写がとても素晴らしい。『ありのままでいること』の大切さを訴える物語とぴったりとマッチしている。ポスターで見ると今ひとつよさの感じられないメリダのデザインも、動くと全く印象が異なる。さすがは映画、さすがピクサー。

従来のピクサー映画と比べると、やや印象が薄い(というより、ただのディズニー映画風)けれどもその品質は相変わらずのハイレベル。
日本では『おおかみこども』や『ポケモン』といった日本アニメに飲み込まれてやや撃沈気味でしたが、もっとみんなに観てほしい映画です。

48/2012

#444

|

« ワン・デイ 23年のラブストーリー | トップページ | おおかみこどもの雨と雪 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/104162/55423541

この記事へのトラックバック一覧です: メリダとおそろしの森:

« ワン・デイ 23年のラブストーリー | トップページ | おおかみこどもの雨と雪 »