幸せの教室
トム・ハンクスが監督・脚本・主演をつとめているだけに、当然、トム・ハンクスがいっぱいの映画です。もとがどちらかといえばくどい感じの人だけに、苦手な人にはつらい映画でしょう。
さらに共演がジュリア・ロバーツというのも、こってり感を増しています。この二人のラヴシーンなどは、もうおなか一杯、見たいのか見たくないのかよくわかりませんが、映画としてはそんなに悪くはありません。
どうしても二人の大スターがクローズアップされてしまう映画ですが、実は二人以外のキャストがとてもよいのです。特にトム・ハンクスのクラスメート役のみなさんが素晴らしく、彼らとトム・ハンクスの交流・友情の描写は、人生における人との出会いの大切さを感じさせる、とてもよいものであったとおもいます。
ストーリー的には、まぁ、そんなに大したものではないかもしれませんが、こうしたキャスティングや個々の描写の確かさをみると、トム・ハンクスは監督としてもそれなりのものを持っているのかなぁ、と感じました。
39/2012
#435
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