ファミリー・ツリー
地上の楽園、ハワイ。
とはいえ、楽園にだって苦難はある。
この映画の主人公、ジョージ・クルーニー扮する弁護士にも、ありとあらゆる災難や苦難やトラブルが襲いかかる、
コメディータッチの軽い描き方ではあるけれど、笑っているうちに全てが解決してしまうような映画ではない。乗り越えられた苦難あり、乗り越えたけれどキズが残った苦難もあり。もちろん映画の最後まで乗り越えられなかった苦難も残る。
しかし、そこに苦難があったとしても、それでもそこが楽園であることには変わりがない。
映画の最後に、しっかりとそう観客に感じさせるところが、この映画のとてもよいところだ。
子役たちが印象的だけれども、なかでも娘のボーイフレンド役がよい。最初はとてつもなくイヤな若者として登場しながらも、いつのまにやら主要なキャラクターとしてドラマに絡んでくるところが観ていてとても楽しかった。
37/2012
#433
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