しあわせのパン
自分で野菜を作って、収穫して、洗って、下ごしらえして、煮込む。
パン生地をこねて、丸めて、オーブンで焼く。
食事の用意や、洗濯や。日常のひとつひとつは、しっかり自分でやろうとすると、思いの外、時間がかかる。
そしてあっというまに、一日が過ぎ去っていく。
だから、人が一生のうちにできる事なんて、ほんとうに少ないのだろう。
普通に生活するだけで精一杯、成果や功績、進歩なんて、どこにも残らないものかもしれない。
でも、それでもいいと、この映画は言っているような気がする。
「明日も、このパンを食べたい」
そんな小さな積み重ねでよい。
たとえゆっくりであっても。たとえ明日は、今日より出来ることが少なくなっても。
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