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2012/02/04

ペントハウス

Ph ベン・スティーラーとエディ・マーフィの共演となると、人はその映画に何を求めるだろう。

普通はコメディー、それもドタバタコメディーじゃないだろうか。もちろん、そうじゃなくてもいい。でもその場合は、観る側の要求も少し高くなるかもしれない。
この映画はコメディーとしては、ちょっと物足りない。というよりも、そもそも『笑わせよう』という要素が希薄なのだ。では普通の映画としてはどうなのか。

物語のタイプとしては『だましあい=コンゲーム』ということになるだろう。このタイプの映画にとっては脚本こそが命なのだと思う。気の利いた伏線、意外性のある結末。どれだけ観客をだませるかに全てはかかっている。ごまかしが利きにくいジャンルだ。

そしてこの映画は、このあたりの出来がよろしくない。何となく潜入して、なんとなく盗み出す。中途半端に派手なアクションシーンではごまかしきれない。そもそものアイディアが乏しいのだ。
コンゲーム映画をつくるだけの力量がないのなら、せめてベン・スティーラーとエディ・マーフィにおんぶにだっこでいいから、笑える映画にしてほしかったものです。

9/100

#406

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» 映画「ペントハウス」感想 [タナウツネット雑記ブログ]
映画「ペントハウス」観に行ってきました。 「ナイトミュージアム」シリーズのベン・スティラーと「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズのエディ・マーフィという、アメリカの著名なコメディ俳優2人が初めて共演を果たした、これまたコメディタッチなノリのクライム・アクション作品。 ニューヨーク・マンハッタンの一等地... [続きを読む]

受信: 2012/02/05 21:34

» ペントハウス [ここなつ映画レビュー]
こういう作品を「クライム・コメデイ」とジャンル分けするのですね。あまり知りませんでした。まあ確かにコメディっちゃコメディなんだけど、どっかんどっかん笑わせる訳でもなく、むしろ、「雲の上に住む人」と「下層に住む人」のシニカルな現実を描き出した作品として、非常に完成されたものだと思いました。勿論、一寸の虫にも五分の魂、というか、お約束の下克上もあるのさ。 ニューヨークはマンハッタンで、超豪華な高層マンションに住む住人と、彼らをお世話するスタッフのオハナシ。マンハッタンの一等地にそびえる65階建... [続きを読む]

受信: 2012/06/20 16:17

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