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2012/01/15

サラの鍵

Sara 世界には時々、『悪しき流れ』が現れる。

誰が悪いのでもなく、誰もが悪い。大きな黒いうねりのように押し寄せて、人の尊厳もなにもかも押し流してしまう。人のか弱い力では、とても押し返すことなどできない。

それでも、そんな弱い人々にも想いはある。『良くありたい』という、ささやかで、力強い想いがある。この映画の中でもそれらの想いが描かれる。それらはつながっていく。それは血縁という強い絆をもとに。たまたまそこに居合わせただけという、単なる偶然の絆をもとに。

『悪しき流れ』も『良き流れ』も、生み出しているのは私たちだ。
私たちの世界というところは、本当に残酷で、本当に愛しいところなのだ。

2/100

#399

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1942年、ナチス占領下のパリ。 ユダヤ人一斉検挙がフランス警察によって行われ、競輪場に集められ迫害を受けた後、収容所に送り込まれ 死に追いやられていた。 この重い事実をネタにした映画(ヴェルディヴ事件) 最近でいうと「黄色い星の子供たち」 LA RAFLE(2011-07-...... [続きを読む]

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