ハンナ
Straight Through The Heart
逃亡が開始されるあたりまでの、そのストイックな生活描写はなかなかおもしろいのです。
が、いざ逃亡が始まってプロジェクトの全貌が明らかになり出すと、映画のスケールの小ささが気になってきます。
いくらケイト・ブランシェット扮するCIA捜査官が存在感抜群であろうと、その手下が数名のチンピラだけというのが盛り上がりに欠けます。
追う方も追われる方も、なんだか行き当たりばったりにうろうろしているだけのように感じてしまう。双方の戦略性のない行動が、そのまま動機・目的の喪失感に繋がり、ストーリーのつまらなさに直結してしまったような気がします。
キャストはなかなか魅力的なのですけれども。
ケイト・ブランシェットは、怖い役だとかなり怖いです。
101/100
#381
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