モテキ
Love Love Love
予告編やポスターはかなりはちゃめちゃな印象ですが、本編はもっとぶっとんでいます。一般的な映画の枠をかなりはみ出しており、これはこれでかなりインパクトがあります。
この調子で2時間いけたらすごいと思っていましたが、中盤以降はおもむろに普通の恋愛映画となり、普通になって遅くなって重たくなって。序盤に放っていた妙な輝きも無くなってしまいました。
また、『モテキ』というタイトル通り4人の美女との恋愛模様が映画の中心だという宣伝の割りには、実質的には2人、せいぜい2.5人程度しかストーリー的には関係がないというのも看板に偽りで、物足りない部分でした。4人の女優の競演のようでいて、実は完全に長澤まさみの映画となっているのです(ただ彼女自身はその期待に応えていたと思いますが)。
それでも、あの序盤だけで十分にもとがとれる映画だと個人的には思いました。
日本の映画で、あそこまでバカなことそうそうできません。
87/100
#367
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