カンフー・パンダ2
Tiger In A Spotlight
ピクサーは言うに及ばず。ディズニーにしても、ドリーム・ワークスにしても。最近の洋画アニメのグレードは本当に高い。大人『も』楽しめるといより、大人の『ほうが』より楽しめるのではないかと思うくらい、一般的・普遍的に訴えてくるものがある。
本作もそうだ。確かに子供受けしそうなドタバタの比重は高いものの、熱く訴えかけてくる『よいもの』もたくさん含まれている。
が、しかし。
最近洋画アニメというと、吹替版しか上映していないのはどういうわけでしょう。
いやいや、わかりますとも。小学生以下だったら字幕はきついかもしれませんし、アニメなのだから、まずは子どもが楽しめる環境を整えるのはわかります。
でも、ですよ。
せっかくの豪華声優なのですから、オリジナル音声でも上映してほしいわけです、レイトショウだけでもいいですから(そもそもアニメは夜やっていなかったりもするのも問題ですが…)。これだけ豪華な顔ぶれなら、それだけでも『売り』になると思うのです。もうちょっと大人の映画ファンが観に行きやすい(観に行きたくなる)環境を作っていかないと、もったいなくはないですか?
ポー(パンダ)は、表情も動きもセリフも、どう見たってジャック・ブラックそのものですよ。それならジャック・ブラックの声で見た方が楽しいに決まっています。
そしてなにより。
ほれぼれするくらいカッコいいマスター・タイガーは、やっぱりアンジェリーナ・ジョリーの声で見たいですよぅ。
74/100
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