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2011/08/25

スプライス

SpTriangle Blue

『低予算の星』ナタリ監督です。
不条理ものが多かったナタリ監督作品ですが、今回は素直にホラー、それも遺伝子工学がテーマなだけに、なんだか生理的に気持ちの悪い描写も多いです。
それでもよくよく観てみると実はこの映画、ナタリ流の恋愛映画だということを感じます。

科学者であり、男であり、夫であり、父である人間。
科学者であり、女であり、妻であり、母である人間。
被験者であり、女であり、娘であり、そして変異するもの。

その三者が、不安定に立場を変えながら描く、おぞましい三角関係とその末路。
異常な物語ですが、そこに描かれる感情の中には、どこか観客自身に思い当たるものも少なくないはず。その隠された普遍性がまた、恐怖をさそうのかもしれません。

#353

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