トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン (IMAX 3D)
Final Curtain
『大人vs子ども』を演じるにはもうシャイア・ラブーフが年を取りすぎたこと。
いざというときは敢然とサムを助けに来てくれた馴染みのヒロインと、単なる人質役でしかないお飾り的新ヒロインでは、感情移入度が大違いであること。
ストーリーが複雑になるにしたがって、人間のドラマ部分が重たくなったこと。
高層ビル倒壊シーンのように、面白いアイディアであったとしても、あまりにも長くくどく見せつけようとする、いかにもベイ的な独りよがりな構成(逃げまどう人間ではなくて、みんなはロボットの活躍を観たいのでは…)。
いろんなものがからみ合って、本来のよさである単純明快で爽快な勢いが失われてしまいました。
ただこれ以上、不満をくどくどと書き連ねるのはやめよう。
最初から究極の存在だった1作目。
詰め込めるだけ詰め込んだファンサービスであり、アンコールだった2作目。
きっと3作目を創る必要はなかったのかもしれない。
それでも本作を、2時間半を超えるカーテンコールだと思って、最後は拍手で送りたい。
1作目が与えてくれた感動。それを与えてもらえたことに対する感謝の気持ちを、今でも忘れていないからです。
69/100
#347
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