コクリコ坂から
Born To Be My Baby
とてもノスタルジックでレイドバックしていてびっくりします。
きっと多くの観客が生まれてさえおらず、その精神的・物質的時代背景を理解できない人も多かったと思います(たとえば『ガリ版』ってわかりましたか?)。
物語に観客を引き込むという観点からいえば、ハンデのある映画かもしれません。
しかし、そのハンデにあえて目をつぶっただけのことはあります。
その世界観は堂々と構築されていて、意外と心地よいのです。
効果的でないエピソードや、生かされていないキャラクターなども見受けられ、完璧なシナリオではないかも知れません。
でも海のひたむきな生き方を観ていると、「なんだかいい映画だな」と思えてしまうから、この映画はきっとこれでよいのでしょう。
66/100
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