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2011/07/10

アンダルシア 女神の報復

And The Smile Has Left Your Eyes

主人公の黒田康作は外交官とはいいながらも、その仕事ぶりは実質的には秘密諜報部員、スパイだ(誰の命令で活動しているのか今ひとつわかりにくいけれども)。そして、その主人公の魅力がなんだか乏しい。

感情を表に出さないけれども、それはニヒルなのとは違う。しかめっ面のまま説教したりするからなんだか重苦しい。本作でも、ラストでおもむろに犯人に説教を始めて、テンポが悪いことこのうえない。

スパイ映画と考えてしまうと、もっと軽快なキャラクターの方がいい。ヨーロッパが舞台となるならなおさらだ。たとえばちょい役で出てくる福山雅治。彼が主人公だったら、もうちょっと面白い映画になったろうに。

ついでにいえば、黒木メイサも物語の核となるファム・ファタールを演じるには何かが足りない。それは単に年齢によるものか、それとも持って生まれた雰囲気か…
豪華キャストが売りの映画だけれども、ただ豪華ならいいとはいかないのが映画の難しいところです。

61/100

#339

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