スカイライン-征服-
Cheap And Nasty
「一市民の目から見た宇宙人の地球侵略」
ということで、一見スケールが大きそうですが、実は小さいです。
予算規模が小さいので、特殊撮影は派手ですが、実は切りつめられています。
アメリカ軍との戦闘シーンなども、よく観るとかなり小さいです(歩兵の数とか、戦闘機の大きさとか)。
そしてそれを補うアイディアが特に無いのが痛い。
これを観ると、『クローバーフィールド』は面白かったなぁとつくづく思います(あれも手振れさえなければ…)。
最後の展開なども面白いけれど、ちゃんとシナリオの中で消化されていないのであまりに唐突。
まぁ、ヒロインが妊娠しているということで、なんだか後味の悪いエンディングを予想していたので、それに比べればスカッと(?)笑えるエンディングでよかったのでしょうか。
立派なのは特撮だけかも知れないし、その特撮もどこかで観たことあるようなものが多かったかもしれないけれど、でも特撮だけは立派でしたよ。この映画の予算(推定1000万ドルとか)は日本映画でも手が届く規模だけれど、その特撮レベルは日本映画には手が届かないレベル。バカにしたものでもありません。
世界は遠いですね。
57/100
#335
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