ジュリエットからの手紙
What If …
アメリカ映画ですが、舞台はほとんどイタリアです。
映画で描かれるイタリアが本当のイタリアかどうかはわかりませんが、そこでの人々の生活はなんだか私たちとは違います。
食べて飲んで家族と過ごす。そんなごく基本的な部分で人生をとても楽しんでいる。
なにより出てくるイタリア人がみんなお茶目です。たくさん出てくるロレンツォたちの、クレアとのやりとりがなんといいますか。いくつになっても女性とあんな風に接することができるなんて(というより日本人には一生無理かも知れない)素晴らしいじゃありませんか。
そんなイタリアを舞台に描かれる、二つの恋の物語。
ドライでさわやか、そして前向き。ネガティブな感情なんか全然描かれないのに、なぜだかハラハラさせる脚本のよさ。
いくつになっても人生は楽しめるし、また楽しいものなんだ。
そしてどんな想いであっても、無駄な想いなんかひとつもない。
そんな気持ちにさせる、なんだかよい映画です。
47/100
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