ハッピーフライト

Are You Happy?

綾瀬はるか扮する、ちょっとドジな新人CAが主人公。
まぁ、よくある設定ではある。
しかし、この新人のドジは見ていて恥ずかしくなるようなべたべたなドジさ。いくらなんでもこんなんでは、この職業につけているはずがない。そしてそのドジが映画として観て笑えるものならよいのだけれど、実はそうでもないのがこの映画のつらいところ。
『おっぱいバレー』と見比べてみれば、これは綾瀬の問題ではなく、彼女の天然キャラを使いこなせなかった作り手の問題なのだろう。

あれ？でもこの映画。綾瀬ではなくて田辺誠一が主人公なのかな？
まぁ、どちらにしても『笑う』という点ではあまり出来のよい映画ではなかったなぁ。
コメディーじゃないとすれば、そもそも映画としての存在意義もあまりないと思うし。
ANAの全面協力だけに、絶対落ちないことわかっているので、パニック映画になれるわけでもなく。
職業紹介映画としても、たいして面白い裏話あるわけではないし。

どんなふうに楽しんだらいいのか、ちょっと悩む映画。

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