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2008/01/06

007/トゥモロー・ネバー・ダイ

Tnd シリーズ第18作 1997年

【007】ピアース・ブロスナン
【 敵 】エリオット・カーヴァー(メディア王)
【主な舞台】ハンブルク~サイゴン~東シナ海

冒頭のテロリスト基地大破壊が何とも盛り上がるシリーズ第18作。バルカン砲やらミサイルやら撃ちまくりの挙げ句、戦闘機による空中戦まで。歴代冒頭シークエンスのなかでもかなりの充実度。このあとも、メディア王という情けない敵の設定は置いておくとして、アクション的にはなかなか充実した一本といえるでしょう。

ブロスナン・シリーズで恒例となりつつある街ぶち壊し。前作のサンクトペテルブルクに続いて、本作ではサイゴンが破壊されます。バイクの曲乗りを交えながら、カーチェイス~ヘリでの襲撃とつづくこの辺りが、中盤の大きな見せ場。

ただ街破壊と比べると、最後の敵のアジトがしょぼいのもブロスナン・シリーズの特徴。本作もステルス艦の船内でちまちまと爆発しているうちに終わってしまいます。火口の中に秘密基地を作れとはいいませんが、もう少しエンディングにスケール感が欲しいものです。

本作の一番の見所といえば、「最強のボンドガール」ウェイ・リンかもしれません。今までも敵国や友好国のスパイとしてボンドと渡り合ったボンドガールはいましたが、ここまで共に「戦った」のは彼女が初めてでしょう。足手まといや庇護の対象としてではなく、ボンドのパートナーとしてボンドガールが設定されたのも、時代の流れということなのでしょう。

お互いに助け、助けられ。そんな女性と共に歩むボンド像を自然に演じられるのもブロスナンならでは。コネリーやムーアには絶対無理でしょう。ブロスナンが「この時代」にボンド役についた必然性を感じさせます。

#166

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007シリーズ第18作、ブロスナンの2作目である。 冒頭の活躍はかなりかっこよい。お話としてなかなかよい作り、ロジャーの「私を愛したスパイ」に匹敵するのではないかと思う。ブロスナンもボンドが板についてきている。 ちょっとイヤな上司だったMはすっかり味方である。 今、次期ボンド候補に挙がっているコリン・サーモンがMI6の本部要員をやっている。この人、かっこいいじゃん! さて、今回の目玉は武闘派ボンドガールのミッシェル・ヨーである。強い強い、ボンドより強いんじゃないかと思う。装備もすごい。まさしく女性... [続きを読む]

受信: 2008/01/07 09:32

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