ラッシュアワー3
真田広之を応援に行こう!
(…応援しても負けるけど、悪役だから)
ハリウッド製作アクションシリーズの第3作。今回は日本が誇るアクションスター真田広之が、悪役とはいえ準主役級でフューチャーされている。そして何と工藤夕貴までが真田広之の部下である謎の暗殺者(!)役で出演しています。
両者とも出演時間はそれほどではないものの(とにかく主演の2人が出ずっぱりですから)、映画の要素としては非常に重要な役どころ。とくに真田広之は3か国語を操りながらの堂々たる演技。十八番のアクションシーンも難なくこなしております。ほんと、彼にはもっとワールドワイドで活躍して欲しいものです。
そしてジャッキー・チェン。リアルタイム世代なのですが個人的にはあまり縁のなかった俳優です。調べてみると前回彼の映画を観たのは「ドラゴン・ロード」。なんと1982年のことでした。もちろんポスターなどでそれ以降も姿は見ていましたが、いざ大きなスクリーンで観るとやはり歳をとりましたねぇ。
昔は自ら周りを引っかき回していた彼も、今ではクリス・タッカーのおもり役。でもその歳の取り方は決して悪くない。さすがにアジアからハリウッドに打って出て、長年にわたって地位を築いてきた男。その重み・貫禄が魅力となって発散しているように感じました。
そんなわけで、もちろん本シリーズも初めて見たわけですが、コメディー7割・アクション3割といった感じの映画でしょうか。とにかく主演二人の会話が笑わせます。特にクリス・タッカーの下品な下ネタと悪ふざけを中心とした圧倒的な会話量は必見でしょう。あれで引いてしまうようなら本シリーズとは縁がなかったということになるのでしょう。
各出演者のキャラクターの魅力を十分に出して面白さの基盤として、要所をアクションで締めるという作り。全体としてのストーリーうんぬんよりも各所各所を楽しんで行けばいいという、実に気軽に見れる映画。最近の映画には珍しい100分という短めの上映時間もそのコンセプトからすると正解。最後の「NGシーン」まで、一貫した「お手軽さ」がよかったですね。
#150
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