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2005/12/30

007/ドクター・ノオ

007-dn シリーズ第1作 1962年

【 007 】 ショーン・コネリー
【 敵 】 ドクター・ノオ(スペクター)
【主な舞台】 ジャマイカ 

イギリス情報部(MI6)の殺しのライセンスを持った秘密情報部員、ジェームズ・ボンドが誕生した記念すべき第1作。

後年の、ど派手な作品を見慣れた者にとってまず驚かされることは、本作が地味とも思えるほど正統派なスパイ映画であることでしょう。

ボンドが地道に現場検証やら聞き込みをしている姿がなんとも珍しい。自分を的にして敵を呼び込むいつものパターンではなく、ちゃんと事件の真相解明をしようとしているではありませんか(でもタイトルがタイトルですから、客には真相解明もなにもないのですが)。

立ち回りやカーアクションも「リアル」な範囲に収まったもので、「ボンドってスパイなんだな」と実感できます。

当時30代前半のコネリーもかっこいいですねぇ。彼のボンドが人気のある理由がよく分かります。また後のボンドと比べて冷酷なのも特色でしょうか、無慈悲に殺します。

敵は謎の中国人ドクター・ノオ。両手が鋼鉄の義手になっていて、なんともいい感じの悪役です。しかし出番が少ない上に、あまりにあっけない最期。結局島にこもって何してたのかよく分からないまま。これではマヌケといわれても仕方がないです。なお、ドクター・ノオは自分がスペクターの一員であることを話しています。ボンドはすでにスペクターの存在を知っているようでしたが、観客にその存在が明らかにされるのは、まだ先のことです。

Mとマニペニーは、本作ですでに黄金パターンが完成されています。ただ本作では秘密兵器が使われない関係かQはまだ登場しません。

総じて低予算で作られている感じが強く、舞台もジャマイカのみとなっています。本作のヒットを受け予算も増加したのでしょう、次回作はヨーロッパが舞台となります。

#056

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コメント

懐かしいですね。
小鳥頭なのでほとんど覚えていないのですが、007そんなに簡単に殺していましたか(汗)。スペクターも1作目からだったのですね。
最近は完全に娯楽大作になっているのでハデさでは全然違うのでしょうが、その地味さに007の本質が…ってことかな。忘れているので書きにくい(笑)。

今私もレンタル屋さんで007シリーズをチェックしていたところなのです。でも2の「ロシアより愛をこめて」がなくって、さらにロジャームーアからのがないのです。とほほー。
とりあえずまた観たらトラックバックかけにきます。

では、今年ももう終わりですね。
来年もよろしくお願いいたします。
よいお年を…。(^^)/~

投稿: ぽこ | 2005/12/31 23:12

ちゃん吉はヨーロッパへstarlessの後完成するはずだったみたい。

投稿: BlogPetのちゃん吉 | 2006/01/01 14:35

>ぽこさん
あけましておめでとうございます。

懐かしいですね、というよりもう40年以上も前の映画なのですね、信じがたいです。

子供の頃テレビで見たこのシリーズの、日本のドラマや映画にはない「大人の世界」とでもいった雰囲気がとても印象に残っています。
特に随所に顔を出す「英国的」なユーモアが、なんとも大人を感じさせましたねぇ。

投稿: starless | 2006/01/01 22:08

いやー、このボンドは冷徹な殺しのライセンス持ちですよね。
ロジャー・ムーアのボンドとは違うなーと改めて思いますです。
コドモの頃はショーン・コネリーは濃すぎて嫌いだったんですがね…。大人になって趣味かわりました(^^;

投稿: rukkia | 2006/01/06 23:41

子供の頃はかっこよく思えたロジャー・ムーアが、今見るとかわいい顔に見えるのは何でですかねぇ?ボンドのユーモラスな部分が強く出ているのかもしれません。

投稿: starless | 2006/01/07 09:15

こんにちは。
すでに全ての作品のレビューをされていたのですね。凄いです!
さらにちょっとコメント欄でも衝撃が。(^^;

流石に1作目はスパイグッズもありませんし、ワルサーだけで頑張っていましたね。
しかし、敵のドラゴン戦車など、その後も突拍子もないメカが登場する片鱗が見え隠れしていたりして。
最初からスペクター絡みだったことは改めて知りました。

トラックバックありがとうございました。
私も全作トラックバックをさせていただきます。全作にはまだ当分かかりそうですが。

投稿: 白くじら | 2010/08/12 16:55

スパイグッズがないかわりに
アクションと言うよりは暴力といった感じで
ぼかすか殴ってガンガン撃つ
ハードボイルド感ただようボンドは本作ならではですねぇ

投稿: starless | 2010/08/13 14:01

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