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2005/05/25

オーメン

omen 今、映画には「ホラー映画」というジャンルがありますが、一昔前には「スプラッタームービー」と呼ばれるジャンルもありました。でも、もっと昔には「オカルト映画」と呼ばれるジャンルがあったのです。

そんな「オカルト映画」の世界で最高傑作とされているのが、「エクソシスト」と本作「オーメン」ではないでしょうか。

6月6日6時6分、アメリカの外交官は死産してしまった自分の子どものかわりに、同じ病院で同時に生まれた母が死んでしまった子どもを、妻に内緒でもらい受けます。ところがその子どもこそが悪魔の子どもだったのです。

ここでいう「悪魔の子ども」とは「悪い子」ということではなくて、文字どおり悪魔(サタン)が子どもの姿で地上に現れたということなのです。

この映画の中で、悪魔の子ども「ダミアン」は自分の正体に気づきそうな人たちを、超自然的な力をつかって、指一本触れずに惨殺していくわけです。やがて父親もダミアンの正体に疑問を持つようになり、ダミアンは両親をも・・・。

とにかくダミアンは悪魔ですから、ある意味神様と同じ力を持っているわけです。「オーメン」の怖さはこの「絶対的な悪」が相手だという点にあるのだと思います(この点は「エクソシスト」も同様)。

「13日の金曜日」のジェイソンだったら、ただ不死身なだけで一応人間(?)ですから、走って逃げたり、殴って反撃したりできるわけですよ。車乗って逃げたら逃げられそうな気がするのです。でも相手がダミアンだったら地球の裏側まで行っても逃げられそうもないのです。

当時はショッキングな惨殺シーンが話題になりましたが、血がたくさん出るわけでもないし、リアルな特殊撮影、特殊メイクがあるわけでもないので、今見ればとても上品(?)な仕上がりです。でも怖いんですよ、狙われたら逃げられませんから。音楽も怖いし。子どもの頃はこの映画みてから寝ると怖い夢見たものです(私も一応6時6分生まれなのですが、午後のですけど)。

ダミアンの物語は全部で3作(「オーメン」「オーメン2/ダミアン」「オーメン/最後の闘争」)作られ、最終作ではアメリカの大統領にまでのし上がろうとするダミアンに対して、ついに神(キリスト)が復活して戦いを挑むというとんでもない展開になります。なぜか話が壮大になるにしたがってつまらなくなってしまうのですが。

ホラー映画好きのみなさん、ぜひ「オーメン」「エクソシスト」も見てみてください。

#011

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コメント

こんにちは。
また「先を越された」感があります。(笑)
『オーメン』シリーズは私も思い入れが強いですから。

カメラマンが偶然撮った写真に「死の予告」と思しき影が写るのが怖かったです。
しかも”死”が近付くにつれて”影”が濃くなっていくというのがなんとも恐怖を煽ります。
これを観た後、しばらくは自分の写真を観て、変な影が写っていないかチェックした記憶があります。(笑)

余談ですが、うちのダンナさまは6月6日生まれで、この映画にちなんでいじめられたらしく、観てもいないのに『オーメン』が大嫌いです。

投稿: つっきー | 2005/05/28 17:36

いつもコメントありがとうございます。
古い映画を見ることの方が多いので、どうしても「先を越し」がちになってしまうのでしょうか(笑)。
> カメラマンが偶然撮った写真に「死の予告」と思しき影が写るのが怖かったです。
「オーメン」とは「前兆」という意味だそうですが、この写真の影が「前兆」なのでしょうか?それともダミアン自身が「来るべき暗黒時代」の「前兆」なのですかね。

投稿: starless | 2005/05/28 20:54

今頃、お返事書いてます。ごめんなさい。

やはり「オーメン」はダミアン自身の存在、「来るべき悪魔の支配する時代」の「前兆」を表していると考えています。

でも写真に写る「死の前兆」と上手い具合にかかってて、ダブル・ミーニングでもいいかもしれません。

2や3のレビューは書かれないのですか?
結構、期待して待ってたりして・・・。(笑)

投稿: つっきー | 2005/06/09 18:37

> 2や3のレビューは書かれないのですか?

まずはDVDを探して購入しないといけませんね。
つっきーさんは「4」もお父さんと見に行ったのですか?
わたしは「4」見に行ってますよ。がっかりした事しか覚えてないですけど(笑)。

投稿: starless | 2005/06/09 23:12

2は父と観ましたが、3は友人と観に行きました。
4があったことは恥ずかしながら、今初めて知りました。というわけで、観ていません。

2はウィリアム・ホールデンが出演しているし、3ではダミアンをサム・ニールが演じています。
実は私、この時からずっとサム・ニールのファンだったりするのです。(笑)

投稿: つっきー | 2005/06/09 23:27

こんにちは、はじめまして。
トラックバックありがとうございました。

「オーメン」は「エクソシスト」とはまた別の怖さを持ったオカルト映画の金字塔ですね。
黙示録という存在を知ったのもこの映画がきっかけでしょうか、怖くなって体のどこかに変な数字がないか捜したことも…(汗)。

グレゴリー・ペックが出ていることも作品に重みをつけていたと思います。
予兆があるのも怖いところでしたが2作目以降はなくなってしまいましたね。自分の正体を知って苦悩するところもあって1作目を越えられないまでも2作目も割と好きです。

はっ…6時6分の生まれですか!!こそ~。

今日の教訓:「身体に獣の数字がないことを祈りましょう」

投稿: ぽこ | 2005/06/19 11:48

ぽこさん、コメントありがとうございます。

この間1作目を見ていて思ったのですが、

> 自分の正体を知って苦悩するところもあって

1作目では自分の正体自覚してなかったのでしょうか?なんか思いっきり殺意感じるんですよね。たしかに2作目で正体を知ることになっているのですが。
悪魔は5歳くらいまでは物心つかないのかも。

投稿: starless | 2005/06/19 13:21

確かに殺意は感じられるところがありますよね、特にラストの方。
やはり意識せずにしているのではないでしょうか。なんだか周囲の守り役に洗脳されているような感もありましたけど(汗)。

ただ自分が悪魔である自覚はなかったのでしょうねぇ。かなり愕然としていましたし。

投稿: ぽこ | 2005/06/19 16:34

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知恵はここにあり。心ある者は獣の数字を数えよ。 6月6日午前6時、ローマのカプチーニ病院で子供が生まれました。ソーン家に生まれたその子は一呼吸しただけで死亡したと説明され、悲しみのあまりソーン(グレゴリー・ペック)は同時刻に生まれ、母が死んだ子供を養子に引き..... [続きを読む]

受信: 2005/06/19 11:34

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